アルティメイト・ウッド
Ultimate WOOD
頑強な構造が生む、自由発想の空間。
住まいへの夢は、制限が少ないほどいきいきと広がってゆくもの。思い描くのは暮らしを楽しむ余裕の空間や自由に過ごす開放的な大きな空間。また、住まう人の成長やライフスタイルの変化によって自由に間取りが変更できるフレキシブルナスペース。強靭な集成材と特殊金物で造る「アルティメイト・ウッド」の頑強な構造は、大きな開口部やワンフロアで仕切りのない空間、簡単に間取りが変更できる自由度の高い住まいを可能にしました。住まう人の自由な発想がそのまま生きてくる、理想的な家の誕生です。
●高強度だからマックス空間が可能
「アルティメイト・ウッド」は、コンピューター制御で加工された高精度の集成材とオリジナルの特殊金物によって、これまでにない高強度の木造建築を実現。圧倒的な強度を誇る構造が、ワンフロア仕切りのない大きな空間や大開口部のプランニングを可能にしています。
●構造とコストのベストなバランス
もっとも予算をかけるべきなのは、何といっても家の基本となる構造。しかし、過剰なコストをかけるのは考えものです。
「アルティメイト・ウッド」は、構造とコストのバランスがいい家。過剰なコストをかけることなく長期にわたり強さを維持することができる高いコストパフォーマンスを誇ります。
●開放的なスカイガーデン
屋根部分を大胆に開放した大らかなスカイガーデンも思いのまま。開口部も大きくとることが可能です。欲しかった庭も新しい感覚で実現でき、暮らしの夢も広がります。
●間取り変更が簡単なフレキシブルな家
ワンフロア仕切りのない空間が実現可能だから、そこに可動間仕切りを採用すれば簡単に間取り変更ができる空間が生まれます。世代やライフスタイルの変化に伴って柔軟に形を変えられるフレキシブルな住まいです。
●ビルトインガレージも耐力フレームで実現
住宅の一階部分を駐車場にするビルトインガレージは、都市型住宅の有効なプランニングとして注目を集めています。
「アルティメイト・ウッド」工法は、耐力壁に負けない強度を誇る耐力フレームの採用で、木造3階建住宅でありながら1階にビルトインガレージの設置が可能。限られた都市部の敷地でも自宅に駐車場を設けることができます。
●暮らしのアクセント、バルコニー
キャンティバルコニーから雨の日も安心なインナーバルコニーまで変化に富んだバルコニーが設置できます。植物を育てたり、日光浴を楽しんだり。暮らしに潤いをもたらす爽やかな空間です。
法隆寺や東大寺正倉院を例に出さなくとも、かつての日本の民家を思い出していただれば充分でしょう。太い柱に大きな梁。築200年なんてざらにあったものです。文化住宅という名の粗末な木造モルタル住宅が普及してから、木造住宅は弱いというイメージが定着してしまったようですが、実は木造の家こそ日本の風土にもっとも合った丈夫な住まいなのです。
アクシコ「アルティメイト・ウッド」は、そんな木の持つ本来の強さを最大限に生かした究極の木骨住宅。強靱な構造用集成材と日本在来の軸組工法とツーバイフォー工法の長所を取り入た画期的な構造で、圧倒的な強度とおおらかで快適な空間を実現しました。
●高強度と安定性を誇る集成材
「アルティメイト・ウッド」が採用しているエンジニアリングウッド(JAS構造用集成材)は、素材であるラミナ(木材)の1枚1枚の強度を測定した上で製造。そのため完成した集成材1本1本が安定した強度を誇っています。圧縮、引っ張り、曲げ、せん断等における強度はムク材の1.3倍(同一重量で比較)。また、乾燥した板材のみを使用するため、反りや割裂がなく、狂いが少ないのも特長です。
●接合部の強度を高める独自の特殊金物
「アルティメイト・ウッド」のすべての接合部は、独自に開発した特殊金物によるハードジョイントを実現しています。飛躍的な強度を誇る構造用集成材の特性をさらに引き出すためにオリジナルリングとドリフトピンを用いて梁を引き寄せ柱と密着。この独自の設計で他の金物では到達し得ない接合部の強度を実現しました。また、この特殊金物を使用することにより、柱梁の断面欠損が起きにくくなり、構造的に高い安全性を維持することができます。
●応力解析による構造計算で安全性をチェック
「アルティメイト・ウッド」は、木造住宅であるにもかかわらず、大規模建築物と同様の応力解析による構造計算を実施しています。これは、CADソフトを用いてCADと連動した立体応力解析を行うもので、建物のあらゆる安全性が点検可能。様々なデータをもとに台風、地震、積雪などの自然災害についてもコンピューター上でシミュレーションを行い、その安全性を確認しています。
英語で「衣食住」を何というかご存じでしょうか。答えは、「food, clothing and shelter」。家がシェルターとして始まり発達してきた歴史から見ても、そのシェルターとしての役目、つまり安全性はまず第一の条件と考えられます。そして、周知のとおり日本は世界有数の地震大国。
「アルティメイト・ウッド」は、地盤から基礎、構造躯体まで万全の地震対策で高い耐震性を実現した安心の住まい。万が一大きな地震や台風に見舞われても、住まう人も家自体も安心していられる頼もしい住まいです。
●変形を防ぐ金物・耐力フレーム
すべての接合が金物によるハードジョイントになっているため、より強度が増し、層間変形や偏心率を抑えます。在来工法のような柱梁の大きな断面欠損がないため、構造の安定性、耐久性に大きな効果をもたらします。さらに耐力フレームが建物のねじれを防ぎ、一般的な耐力壁と同等以上の構造耐力を確保。1階部分の大開口はもちろん、ビルトインガレージの設計も可能です。
●木骨と面で支える耐震構造
耐震性を高めるため、在来工法のように筋交いではなく、構造用合板と高強度を一体化させた構造に。外圧を接合部で受け止め、大型地震にも対応します。
地球環境問題が深刻化している現在、資源を大切に考え、ひとつの家に長く美しく住まうことはもはや時代の要請でもあります。大切なことは、家そのものに力を持たせることではないでしょうか。
「アルティメイト・ウッド」は、その強靱な構造に加え、構造材である集成材や特殊金物、土台のヒバ材など素材からこだわり、必要な加工を入念に施して使用。いつまでも変わらない強さを発揮する高耐久の住まいとしています。
●地震の揺れに強い高耐震基礎
物件ごとに地質を調査し、建物の構造計算を実施。建物の荷重を基礎が受け止められるよう、その物件ごとに地耐力を高められる最適な耐震基礎を選択します。
●建物と基礎を金物で強固に結合
実験及び震災の結果から、構造は土台で破壊される可能性が高いことがわかっています。「アルティメイト・ウッド」では柱脚用の金物を用い、基礎に柱を強力に結合。また、柱脚の引っ張りにも高い実力を発揮します。
●優れた耐久性を誇る集成材
「アルティメイト・ウッド」が使用する集成材は、錆に弱い鉄筋や鉄骨とは違い、塩分や湿気に強く魚市場や海の家などの沿岸施設、温泉地などの建築物にも用いられています。また、安全性に加え、酸やアルカリ、酸性雨、排気ガスなどに対する耐性も優れているので、化学工場や歩道橋にも使われています。このような秀逸な素材、集成材を構造材にした「アルティメイト・ウッド」は、どのような立地でもその強度を確保し、耐久性を実現します。
●土台には最強の耐久性を誇るヒバ材
地震や実験データからもっとも構造に負担がかかると予測される土台部分には、最強の耐久性を持つヒバ材を採用しています。圧縮、曲げ、引っ張りなど、すべてに他の木材を凌ぐ並外れた性能を持ち、耐久力は檜(ひのき)の1.3倍、栂(つが)の4倍、強度は半永久的といわれています。また、湿気にも大変強く、白蟻もつきにくいので土台としては最適の素材といえます。
●錆に強いカチオン電着塗装
金物の強度を保つため、自動車のシャーシと同じカチオン電着塗装でコーティングしています。塩水に関して圧倒的な耐久性を誇っているため、長寿命住宅をお約束します。
●木の大敵、余分な湿気を排除
家の耐久性を高めるためには、木そのものが長持ちすることが大事。そのためには湿気に弱いという木の弱点を克服する工夫が必要です。「アルティメイト・ウッド」では、湿気に強い集成材を使用すると同時に、床から天井、さらには壁の内部まで空気を循環させる構造と換気システムを導入。動く空気が木の余分な湿気を取り除き、構造体である木の耐久性を高めます。また、適度に乾燥した木では、腐朽菌や白蟻も発生しにくいため、防腐剤や防蟻剤などの薬剤を使う必要もありません。
折々の風景で私たちの目を楽しませてくれる四季。心潤おう反面、住環境としては難点もあります。冬夏の寒暖の差が激しいことです。気温への対応としての技術は大きく発達してきましたが、それでも従来の住宅では外気温に室内温度が影響されるのは避けることができませんでした。「アルティメイト・ウッド」は、優れた構造・丁寧な施工による高気密性能と、高い断熱性を実現した住まい。冷暖房エネルギーも少なくてすみ、地球環境にも貢献します。一年を通して快適で環境にも優しい理想的な暮らしをお届けします。
●抜群の断熱性能、天然の断熱材「木」
「アルティメイト・ウッド」が構造材として使用している天然素材「木」は、実は、断熱性についても他の建築素材を大きく上回っています。その性能は、なんと鉄の約200倍、コンクリートの約4倍。冬場に鉄やコンクリートに触れればとても冷たく感じますが、木材にそれはありません。成分自体が熱を伝えにくく、しかも空気を含んでいる木材は、天然の断熱材ともいうことができるのです。熱も湿気も内部にこもらない仕組みになっています。
●「高性能パネル」採用の独自構造で高気密・高断熱
「アルティメイト・ウッド」が採用している「高性能パネル」は、グラスウール16Kの約2.4倍の断熱性を誇る高性能断熱材を使用。これを「気密パッキン」で柱に密着させ、気密・断熱性を高めています。また、基礎は優れた断熱性を実現する「基礎フォーム」を使用。この「高性能パネル」と「基礎フォーム」が家全体をがっちりと覆い、快適な温度を逃がしません。
●住まい丸ごと、気密・断熱性能を高めました
住まいの熱がもっとも逃げやすい開口部には、高性能サッシで対応しています。アルティメイト・シリーズが採用しているのは、樹脂+アルミ複層ガラスサッシ、あるいは木製3層ガラスサッシと、いずれも気密性・断熱性に優れた高性能サッシです。アルティメイト・シリーズは、住まいの隅々までトータルに、断熱性能のアップを目指しました。